本年もよろしくお願いします。
前回の続きで、糖尿病と下肢についてです。
糖尿病を長年患っていると、神経障害が起こり、下肢の感覚がなくなります。?
また糖尿病は免疫が落ちるので感染症にもかかりやすくなります。
起こりうるのは、足の裏の感覚がなくなり、ケガをしやすくなります。?
ケガをするとそこから感染症を起こします。つまり傷が膿んでくるということです。
上記でお伝えしたように、糖尿病で免疫が落ちているため、菌の勢いを自分の免疫で抑えきれなくなり、足の状態が悪くなりやすく、手術になることも場合によってはあります。?
別の話ですが、変形性膝関節症を患っていると、人工関節の手術が最終手段となりますが、人工関節で使うインプラントは金具になるため、感染症(細菌)に非常に弱いです。?
糖尿病があると、最終手段である人工関節をするときも手術リスクが上昇します。
対策としては、糖尿病のコントロールをすることと、できれば糖尿病にかからないことが大切です。?
膝の運動、生活習慣の改善などで、予防していきましょう。