こんにちは
今回は、ご自宅の中でできる膝のストレッチを一つ紹介させていただきたいと思います。
ぜひ、ご自宅での時間を有意義に過ごしてくださいね。
そのストレッチの目的は「膝の裏を伸ばすこと」です。
そもそも膝の伸びって気にされたことありますか?
・膝の痛みが強くてなかなか思い通りに動かせない
・かばってしまって反対の膝も痛みが出てきている
・きれいに歩けない
・膝が痛くて曲げられず、正座もできない
など、膝の痛みに付随してお困りの事もあると思います。
実は、これらの膝の痛みや可動域がせまくなっていることの原因は
関節内の痛みと関節外由来の痛みが合わさっている場合があります。
関節内の痛みに対しては当院の治療ができますが、
関節外由来の痛みに対しては痛みの原因により治療方法が異なります。
膝が伸びきっていないことが原因であることもありますので
まずはご自身でチェックをしてみましょう。
まずは自分の膝が伸びているのか
そのチェック方法をご紹介いたします。
ベッドや床の上に膝を伸ばして座ってみてください。
その時に
膝をぎゅっと伸ばした状態で膝の下に手が入らない→膝が伸びている
膝をぎゅっと伸ばした状態で膝の下に手が入る→膝が伸びていない
このチェックをして頂き、ご自身の膝が伸びていないなと感じたかたは
こちらのストレッチを参考にしてみてください。
①まずご自身が背もたれのある椅子に座ります。
②座っている椅子と同じ高さの椅子を前に置いて、かかとだけを乗せます。
ポイント:つま先は上に向けてください
③その状態で最低15分、(できるのであれば30分)キープしてください。
ポイント:力を抜かないと膝の裏伸びていかないので、
テレビを見たり、読書したりしながらリラックスしながらおこないましょう。
④15分経ったら、反対の膝も同様におこないましょう。
ポイント:伸ばし終わったていた方の膝は、何回か曲げる練習をしましょう。
ポイント:脚の重みだけでも膝は伸びていきますが、
できるようになってきたら、膝の上に重しとして2kgのお米の袋を乗せてみてもOKです!
※しっとりいい感じにお膝に乗ってくれるのでお米の袋が最適です!
ポイント:片膝1回15分ずつを1セットとすると
1日4セット以上はできると良いかと思います。
朝・昼・夕・寝る前など小分けにして
膝伸ばしのストレッチをやらない時間を短くできるとより効果的です。
はじめは膝が伸びていくのに痛みを伴うかもしれませんが、
このストレッチは痛みが伴って正解です。
少しずつ慣らしながらおこなっていきましょう。
ストレッチで膝が伸びてくると、歩行中でもしっかりと膝が伸びてくるので
大腿四頭筋(太ももの筋肉)が付きやすくなります。
歩行姿勢の改善にもつながり、腰痛の予防や全身の筋肉バランスにも良い影響を与えます。
中には、膝が伸びて歩行姿勢が良くなったことで、お腹の筋力もついて膀胱の筋力が回復し、
頻尿が改善した!という効果を感じた方もいらっしゃいました!
膝を伸ばすことは様々な効果をもたらします。