人工関節ってどんな手術?

こんにちは!

看護師の杉原です(^^)♪

今日は、人工関節手術についてお話したいと思います?

 

人工関節とはどんな手術?

変形性膝関節症が進行し骨の変形が起きている膝に対して、関節の表面を取り除いて代わりに人工関節を入れる手術です。

手術件数は年々増加しており、現在日本では年間10万件以上の手術が行われています!

具体的には、10-15㎝程度お膝の皮膚を切開して、大腿骨や脛骨を人工関節の形状にあわせて切り、人工関節に置きかえる手術です。

痛みの原因となっている傷んだ部分を新しく置き換えるので、痛みを取り除くことが期待できます?

全身麻酔で行い、手術後はスムーズに歩けるようになるまで、2週間程度リハビリを行う必要があります。

 

 

人工関節のメリット・デメリットは?

メリットは、やはり痛みが軽くなることです?さらにO脚・X脚が改善されて日常生活を送ることができます!

しかし、デメリットもあります。

・全身麻酔によるからだへの負担

・感染、深部静脈血栓症、出血などの合併症がある

・人工関節の寿命は10~15年

そのため手術を検討する場合は、十分な説明を受けてリスクも知ったうえで受ける必要があります。

 

変形性膝関節症になったら、人工関節に変えなきゃいけないの?

変形性膝関節症と診断されたら、いずれは人工関節にしなきゃいけないのかと心配される方も多いのではないでしょうか。

変形の段階が末期となり、痛みで生活にも支障が出てくると、人工関節を提案されることが多いです。

なので、まだ初期や進行期の変形の場合は、ヒアルロン酸注射で痛みを和らげながら生活することもできます✨

ただ、ヒアルロン酸注射でその時の痛みはとれても、変形の進行は少しずつ進んでいき、末期まで進んでしまう可能性はあります。。。

当院では膝の進行を遅らせることで、人工関節にしなくても生活できることを目指して、再生医療を行っています!

いろいろな選択肢を知ったうえで、自分の生活にあった方法を選べるといいですよね♬

手術を提案されたけど不安がある方、いずれ手術になるのではと心配されている方は、ぜひいつでもご相談下さい(*^^*)

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