こんにちは?
看護師の杉原です❗
最近また急激に日中と夜の寒暖差が激しくなってきておりますので、体調には十分お気を付けください。
コロナもまだまだ油断できない状況ですので、手洗い・うがい・手指消毒は徹底して行っていきましょう!
最近名古屋院ではお若い年齢の患者様も増えており、膝が痛くて悩まれている方は幅広い年齢層にいらっしゃることを痛感しております。
そこで今日は若い方でも起こりうる【半月板損傷】について説明していきたいと思います!
1.半月板って?
半月板とは膝の関節(太もも側の骨とふくらはぎ側の骨の間)にある軟骨組織になります。
三日月の形をしているため、半月板と呼ばれるようです。
膝の内側と外側に1枚ずつあり、膝を安定させたり、歩いたり走ったりしたときのクッションの機能を果たしている場所になります。
半月板損傷が慢性化すると変形性膝関節症を引き起こす可能性もあります。
2.半月板損傷の種類
半月板損傷は【半月板変性断裂】と【半月板断裂】と大きく分けて2種類あります。
変性断裂:半月板に小さな傷ができており、断裂まではしていない状態。多くの場合は保存療法。
断裂:半月板が断裂している状態。症状(特にロッキング症状)が強い場合には手術適応となることがあります。
3.半月板損傷の原因
膝に大きな衝撃が加わる(交通事故、スポーツやジャンプ、無理な動きや方向転換をしたとき、加齢によってクッション機能が落ちた半月板に力が加わったとき)と半月板がダメージを受け半月板損傷となる可能性があります。
特に40歳代以降では半月板の質が年齢と共に変化しクッション機能が落ちるため、ちょっとした動作でも半月板損傷は起こりやすくなります。
4.半月板損傷の症状
半月板損傷で主にみられる症状としては、
①痛みや腫れ
②関節の可動域の制限
➂ロッキング:急に膝が動かなくなる症状。痛みとともに膝の曲げ伸ばしができなくなる。
④水がたまりやすい
があります。
特にロッキングの症状が頻繁に出る場合には手術の適応となることが多いです。
当院ではMRIを撮影してから診断させて頂くため、詳細に膝の状態についてお伝えしています。
「とても分かりやすかったです!」「自分の膝のことが良く分かりました。」と仰って下さる患者様が多いです。
お膝は毎日使うものですし、膝が痛いと何をするにも困るかと思います
今の膝の痛みが何が原因で起こっているのか、それに対してどのような治療を行うのがベストなのか説明いたします!
予約はメールでも電話でも承っておりますので、膝の痛みを抱えていらっしゃる方は是非一度当院に足を運んでいただければと思います(^^)?
MRIについて詳しくはこちらをご覧ください。