こんにちは(^^)/
今回は、「お膝に水が溜まる」とはどういう状態なのかを解説していきます!!
膝の水は「関節液」という液体です。
この関節液には、
・関節の動きを滑らかにする潤滑油の役割と、
・軟骨組織に栄養を届ける役割があります。
関節液はどなたの膝の中にも存在しますが、「膝に水が溜まる」のは、その量が異常に増えてしまった状態と考えてください;;
通常1〜3mL程度なのですが、多い人だと30mL以上にまで増えてしまうことがあります。
関節液の量を調節するのは滑膜です。滑膜は、新しい関節液を作って分泌すると同時に、古い関節液を回収する働きを担っています。なんらかの理由でこの新陳代謝のバランスが崩れ、関節液の回収が追いつかなくなった時、膝に水が溜まります。
膝に水が溜まる原因は炎症!!
関節液の新陳代謝がうまくいかなくなるのは、滑膜の炎症に起因することがほとんどですが、中高年の方の場合、原因疾患として最も多いのは変形性膝関節症です。軟骨組織がすり減り、そのかけらが滑膜を刺激して炎症を引き起こします。
このほか、リウマチや通風、半月板や靱帯の損傷などがきっかけになることもあります。
関節液が溜まっている状態がどうかチェックしてみましょう。
膝の水のセルフチェック法
膝を伸ばして床に座り、片方の手で膝の少し上を、膝のお皿の方向に向かって押さえます。
次に、もう片方の手でお皿の骨を軽く押します。
もし水が溜まっていれば、異物感(膝の中に何かあるような、サラの骨が浮くような感じ)がありますので、ぜひお試しください。
「お膝に水が溜まる」原因はさまざまです。
MRIで原因がわかることが多いため、当院ではMRI診断を初診から行っております!
詳細はHPをご覧ください☻